同じくする仲間が故郷を想い、故郷の発展を願い、7月初旬に発生した九州北部豪雨災害で大きな被害を受けた、福岡県と大分県(日田市)が
一日も早く復興をして欲しいとの願いで、幹事さんをはじめ関係者の皆さんが企画、立案して実施した「災害復興支援ツアー」でした。
このツアーでは、特に渡邉兵庫・神戸大分県人会副会長(関西大分県人会副会長)を中心に、日田市の酒蔵巡りとラグビー観戦のために各方面
にわたって、事前の準備と細部にわたってのご配意により参加者一同、本当に楽しい旅行をすることができました。
日田市の方からも、小田原会長様、矢野所長様をはじめ、皆様方に日田市を訪問していただき、災害復興の力添えを頂き感謝申し上げます、
皆さんによろしくお伝えください。
との伝言を頂いています。
渡辺関西日田会会長以下、ツアーに参加した日田会会員も、今回の旅行に対して幹事さんはもとより、参加者の皆様方のご配意に感謝申し
上げます。本当にありがとうございました。
※さんふらわあトラベルの三木谷さんには、細部にわたってのご配意ありがとうございました、お礼を申し上げます。
創業200余年の蔵元で、昔からの酒造りに使った道具など見学しました。井上酒造は、「井上準之助」の生家で、彼は日本銀行の第9代と
11代の総裁として、また蔵相として大正12年(1923年)の関東大震災直後の第2次山本権兵衛内閣の蔵相に抜擢され、金融不安を未然
に防止したり、緊縮財政とデフレーション政策を強力に推進し、金解禁で金本位制復帰を実現したりと…凄い方でした。
井上社長からは、今回の豪雨災害の凄まじさや、井上準之助の詳しい話を聞くことができました。
ある松の老い木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していたので、酒造りを始めました。これが老松酒造の名の
由来です。なお、白根社長には、関西大分県人会や関西日田会総会に毎回ご臨席され、9月10日の関西日田会総会では、今回の豪雨
災害の体験に基づく、特別講演をいただきました。
昭和7年に福岡県の酒造会社の四男(冨安豊)が冨安合名会社の日田醸造場として創業したのが始まりです。日田が最も繫栄した時代に
建てられた酒蔵群は建築物としても大変価値のあるものです。
交通規制が引かれ、多くの観光客で賑わいますが、この日は比較的静かな町で、ゆっくり散策することができました。近くに
広瀬淡窓の「咸宜園」がありますが、見学した人は?
ということで、日田市からは大塚副市長、投野企画振興部長、長瀬商工観光部長、山中企画振興課長が、お揃いの法被でお出迎え
してご挨拶をいただきました。懇親会が始まりしばらくすると、三隈川名物の鵜飼の船も現れました。その後
日田祇園ばやしが聞こえてきましたが、船を横づけして演奏を披露をしてくれました。思いがけなくも演奏者の10名が、我々の遊船に
乗り移り、宴席の場で祇園ばやしの演奏をしていただいたのは、サプライズで、ツアー一行は世界文化遺産の「日田祇園ばやし」の演奏
を目の前で拝聴できたことに、「今日は、ラッキーでした」と喜んでいただきました。
朝ドラで有名な「マッサン」の影響を残した、素晴らしい建物と施設が、当時の面影を残していて、春は桜、秋は紅葉と
日田市でも観光シーズンには、多くの観光客もあるようです。
1万8千人の観客があり、地元キャノンの応援団も応援で盛り上がっていました。ただ、五郎丸選手に対する女性の声援が、
ひときわ大きかったような気がしました。
競技場は、アクセスとしてマイカー利用者であふれ、周辺は大渋滞で本番の2019年ワールドカップの開催が心配されます。