H29年7月4日、台風3号が通過して、大きな被害もなかったと思っていたところ、翌5日には梅雨前線が活発化し、島根県に大雨を
もたらした後、南下して、「数十年に一度の大雨」が九州北部を襲い、日田市、朝倉市、東峰村等に大きな被害をもたらした。
九州で大雨特別警報が出たのは初めて。この豪雨で久大線の鉄橋(花月川・吹上)が流出、日田彦山線では、大鶴で線路が冠水する
など、交通網が遮断された。また、小野地区では土砂崩れに巻き込まれた43歳の消防団員が犠牲となり、男女が死亡するなど、5年前の
集中豪雨以来の大災害となった。被災した住民の話では、今回の大雨は、5年前より雨が長く続き、被害が大きくこれからどうすれば
いいのか。と不安をつのらせていた。
日田市では災害対策本部を設置して、自衛隊の支援を受け、関係団体等との連携して万全の対応にあたった。
日田市及び多大な被害を被った地域の一日も早い復興と、被災された皆さまの心の平穏ができる限り早く取り戻されることを、関西日田会
会員一同、心よりお祈り申し上げます。