3月21日、東京で桜の開花が発表され、今日は早くも東京の桜は満開となりましたが、各地においても桜の開花が発表され、いよいよ桜前線が全国的に北上することになります。そんな中、関西日田会恒例の観桜会は、4月2日(日) 大阪狭山市の狭山池桜祭りの最終日に合わせて、開催されました。 渡辺会長以下19名は、大阪狭山市文化会館さやかホール内の「レストランSAYAKA」において、先ずは腹ごし らえ「懇親会」を開催して参加者同士の交流を図り、その後、同館において開催されていた「写真展・フォトクラブ どんぐり」の素晴らしい写真展を鑑賞した後、”いにしえの時代より、人々とともに、時を刻み、受け継がれた日本 最古のため池・広大な狭山池の堤防の桜並木を愛でながら、春の快い日差しに心も和みました。 また、大阪府立狭山池博物館・大阪狭山市立郷土資料館を見学しました。 [狭山池]〜1400年の歴史が息づく文化遺産〜 狭山池のおもな機能は、農業用の灌漑用水を供給する”水がめ”です。河内長野市の天野山を水源とする 西除川(旧天野川)と狭山ニュータウン付近の丘陵地を水源とする三津屋川が流れ込む場所に堤を造り、川 をせき止めて狭山池を築造したもので、推古天皇や聖徳太子が活躍した飛鳥時代にあたる西暦616年ご ろのことです。 広大な水面に青空が照り映え、春には桜がいち早く咲き、夏には水鳥が飛来します。ゆったりとした環境 の狭山池公園は市民の憩いの場として親しまれ、日々多くの人が訪れています。市域の中央部にあり、長 い歴史を積み重ねて現在にいたる生きた文化遺産です。 ※大阪府立狭山池博物館・大阪狭山市立郷土資料館には、平成の大改修に伴い出土した樋管や築造当初の狭山 池の北堤外側の斜面で見つかった須恵器を焼く窯、築造当初の堤では朝鮮半島の百済から技術が伝授されたと 考えられる「敷葉工法」など貴重な文化遺産が展示されています。(大阪狭山市観光資料より)
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