近世教育遺産の世界・日本遺産の登録運動

 

”日田・咸宜園”


 第14回関西日田会総会において、高瀬日田市観光課長の講演の中で「咸宜園」を「足利学校」と「水戸講道館」と連携して世界

遺産への登録運動を推進中であるということをお聞きしましたが、2月21日、「近世日本の教育遺産群」を持つ日田市、茨城県の

水戸市、栃木県の足利市に加え、岡山県備前市の「閑谷学校」が参加して、4市の市長、教育長、商工会議所会頭らが東京に集まって

協議、正式決定後、共同記者発表することとなった。

   教育遺産での世界遺産登録はハードルが高く、単独で登録を目指すのは厳しい現状で、かって備前市は市内の有識者から「単独での

登録を目指すべきだ」と連携に異議が出て参加を見送った経緯があるが、4市で連携した方が、教育遺産としての価値が高まり、推進

運動にも厚みがつく、として3市側が備前市に参加を働きかけをしてきた。

            ○水戸市には日本最大の藩校・講道館

             ○足利市には日本に残る最古の学校・足利学校

             ○日田市には江戸時代最大の私塾・咸宜園

があった。

                           



                                  日田市・咸宜園

 


                                  水戸市・講道館


                                  備前市・閑谷学校


                             足利市・足利学校

                         

(H27.2.20/西日本新聞)〜情報提供:財津タエ子さん