〜ふるさと日田市の最新情報〜


 
 

《鐘楼堂に小鹿田焼つぼ》〜日田市の「浄満寺」

 日田市東町の浄満寺で、納骨堂の再建に伴って昨年1月に移設された鐘つき堂の内部に、鐘の音の反響効果を高めるため

 小鹿田焼の壺三つが納められた。鐘楼堂は江戸期に建造され、1993年に再建。隣接する納骨堂「八角三重塔」の建て替え

 工事が始まった昨年、建物を解体せずに移動させる「曳家工事」で敷地内の20メートル離れた場所に移されていた。三つの壺

                は江戸期、明治期、平成に作られたもの。


《「複合文化施設を整備」「咸宜園西塾跡」(公有化)》

 日田市は、複合文化施設整備事業として、市中央公民館(上城内町)の大規模改修工事に取り掛かる。博物館と美術館、

  生涯学習の機能を兼ね備えた複合文化施設に衣替えする計画。2016年8月オープン予定。改修は中央公民館と私立博物

  館(三本松)の老朽化に伴い実施する。博物館の所蔵品や美術品の展示ギャラリーのほか、合唱やコーラスなどの市民団体

                 が利用できる音楽室、生涯学習団体などが研修や会議などで使える部屋などを設ける。

  また、国史跡「咸宜園」の保存活用を進めるため、市は塾舎や塾主の住居があったとされる西塾側跡地の公有化を図る

                 方針だ。


《「日田駅前の改修協議」「武田公園全面改装へ」》

               《日田駅前広場の改修》

 日田市の玄関口である、JR日田駅前広場のリニューアルに向け、市は駅前広場整備事業を盛り込み、広場のコンセプト

  や整備内容の基本計画を策定することにしている。現在の広場は、昭和59年に完成したが、噴水や時計台などが老朽化し、

                 日田駅舎が全面改修されたことから広場を再整備することにした。

               《竹田公園の改装》

 竹田公園整備事業では、開設から半世紀が過ぎ、老朽化が著しい公園を全面的にリニューアルする。計画では、4月稼働

予定の竹田浄水場の水を活用した全長約100メートルの水路、遊具広場などを新たに整備する。既存のテニスコートや

                 プール、相撲の土俵はそのまま活用する。

 

(財津タエ子さん)