“二条城に想いを寄せて”

     〜特別見学会(文化部)〜



平成24年3月18日(火) 関西日田会々員16名は、小雪のちらつく厳寒の中、京都 仏教会主催の  ”有馬頼底相国寺管長/金閣寺住職と角川京都市長の”対談”「文化遺産の保存と継承」を拝聴した後、「国宝・二の丸御殿、清流園」を特別見学しま した。

対談では、室町文化の歴史や文化遺産の素晴らしさが、フランスをはじめ、世界の人々には 評価が高いこと、また日本料理、特に京料理も評価が見直されていることなどの紹介がありました。

金閣寺・銀閣寺、二条城など貴重な素晴らしい日本の文化遺産を後世に残すには、膨大な維 持費がかかり国民の皆さんの協力が不可欠であることなど、私たちには改めて考えさせられる話でした。

第二部の「二の丸御殿」は1603年(慶長8年)徳川初代将軍家康が、京都御所の守護と 将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三代将軍家光が、伏見城の遺構を移すなどして、1626年(寛永3年)に完成したもので、家康が建てた慶長年間の建築 と家光がつくらせた絵画・彫刻など、いわゆる桃山文化の全貌を見ることができました。大変寒い1日でしたが、皆さん充実した見学会を体験したのではないで しょうか。


今村会長ほか会員の皆さん 清流園


対談を待つ皆さん 有馬管長と角川市長の対談


対談を終え退出する有馬管長


清流園の見学

〜皆さん、寒い中をお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。〜(事務局)